論文紹介 - Adversarial Watermarking Transformer
今年から自然言語処理系の研究室に配属され、下っ端なりにがんばっております。自分にとって今まであまりなじみのなかった分野ですが、研究室の先輩や先生方から学んだり記事や論文を読んで勉強しています。2月には卒論があるのでがんばりたい。
今回は論文を紹介するスライドを作ったよという記事です。 タイトルは「Adversarial Watermarking Transformer: Towards Tracing Text Provenance with Data Hiding」です。 arXivのSubjectsは Cryptography and Security, Computation and Language, Computers and Society, Machine Learning となっています。解説スライドは英語です。
Watermarkingとは「透かし」のことで、お札の偽造防止の透かしなどを表す言葉ですが、デジタルデータなどに見えない形で埋め込む技術でもあります。画像では既に実用化されていますが、これをテキストを編集する形でやろうというのがLanguage Watermarkingです(PDFとかに埋め込むという意味ではなく、単語を置き換えたり文の構造を変えたりするという意味です)。
研究室の人向けに作ったスライドなので特にNLP関係は前提知識を想定していてわかりにくいかもしれませんが、おもしろい(と私は感じる)研究なのでぜひご覧ください。